TORです。ご覧頂きありがとうございます。
今年から始めたランク付けですが、明け3歳については、実績、近走、適正はランク付けをしておりません。
少ない情報で評価すると、ランク付け自体が予想になってしまうので、それは少し違うのかなと思いました。予想は着順だけにしたいと思います笑。
有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 シホリーン(横山武) 4.5倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:A 所属:D
スタートが安定していて、常に良い位置で競馬が出来ています。先行して鋭い脚を使える馬で、今のところ特に注文をつけるところはありません。アルテミスSは直線で行き場がなくなり、まともに追う事が出来ませんでした。スムーズなら際どい競馬になっていたと思います。同舞台、中山1600でも良い競馬をしており、この舞台の適正も高そうです。1人気は納得です。
2人気 エリカエクスプレス(戸崎圭) 4.8倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:A 所属:B
鞍上戸崎騎手、杉山厩舎所属という事で、このメンバーでは上位のバックボーンを所持している馬です。新馬戦はスピードの違いで逃げ切り勝ちという内容。先行力があるのは良いですね。ただ、1戦1勝の身で他馬との力関係も分かりませんし、初の関東遠征、中山の急坂と超えるべき壁は沢山あります。今回人気を承知で本命にするにはリスクが高いです。
3人気 レイユール(嶋田) 7.7倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:E 所属:C
2戦とも上がり3ハロン最速の脚を使っております。ただ、2戦ともスタートは一息で、今回も後方からの競馬になりそうなので、ロスなく競馬が出来るかがカギになるでしょう。また、馬体がかなり小さい馬なので、重賞レベルの摩擦に耐えられるかは心配です。新馬戦から赤松賞の間で8キロ増やしてきましたが、今回も同じ位増やしてきて欲しいですね。心配もありますが、新馬戦で多頭数の中山をこなしており、内容も内を抜けてくる競馬をしておりますので、こなしてくれる可能性も十分あると思います。
4人気 ホウオウガイア(田辺) 11.4倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:C 所属:B
スタートは遅くありませんが、しっかりと控えて折り合う事ができますし、コーナリングもスムーズで上手いですね。多頭数でも上手に競馬をしてくれるのではないかと思います。前走は東京コースの瞬発力勝負になりましたので、シルバーステート産駒のこの馬としては、分が悪かったです。むしろ、苦手分野で良く走ったと思います。いかにも中山向きな走り、血統の馬です。
5人気 ニシノラヴァンダ(菅原明) 14.3倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:B 所属:D
過去2戦、1200m戦を使っております。1200mでも楽に先手を取れるスピードの持ち主です。函館2歳S2着の実績通り、高い能力がありますが、レース振りからは一本調子の逃げ馬という印象は拭えないですね。流石に中山1600mを逃げ粘るのは難しいと思います。変に控えても持ち味は発揮されないと思いますし、今回はなかなか難しいと思います。
6人気 アイサンサン(岩田望) 16.6倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:A 所属:D
キズナ産駒ですが、あまり切れる脚は無さそうです。ジリジリ伸びる感じで、キレよりも持続力のある脚を持ったタイプです。そういった意味では中山はフィットするかも知れません。スタートはそれなりに速いので、ある程度位置は取れると思います。他馬の脚が止まったところを自身は粘り込むような競馬がしたいです。
7人気 ジャルディニエ(斎藤新) 17.1倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:C 所属:B
阪神JFは力負けです。GⅠでは敷居が高かったですね。ただ、メンバー中2頭しかいない2勝馬ですし、2勝目は今回と同舞台中山1600で手にしています。最低限走ってくれる担保はメンバー中一番だと思います。ただ、1勝クラスを勝っているとはいえ、レースレベルには疑問があります。
伏兵馬考察(netkeiba想定人気順)
8人気 プリンセッサ(吉村) 25.0倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:D 所属:D
ダートで一大旋風を巻き起こしているナダル産駒ですね。新馬戦はナルカミに大差負けしましたが、3着には6馬身差をつけています。未勝利戦は8馬身差の圧勝とダート戦においては、オープン級の力を秘めている可能性があります。ナダル産駒はダート馬が多いですが、芝でも勝ち馬を輩出しております。芝では1400mまでしか勝ち馬を出しておりませんが、まだ母数が少ないので、未知なところが多いです。母父がディープインパクトですので、芝で走ってきても何ら不思議はありません。少なくとも中山の急坂は自慢のパワーで苦にする事はないでしょう。どんな競馬をしてくれるか楽しみです。
9人気 ミーントゥビー(松岡) 25.8倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:D 所属:C
ジャルディニエと、もう一頭の2勝馬がこの馬です。阪神JFはジャルディニエより上位の7着でしたが、外差しのバイアスがかかっており、この馬向きの流れになりました。あまりこの着順は鵜呑みには出来ないと思います。ただ、心配された1600mという距離はある程度対応できていたと思います。
10人気 ジョリーレーヌ(未定) 26.2倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:- 所属:A
新馬戦はかなり温いレースでしたので、33.9秒の脚を使って快勝しておりますが、あまり評価できるものではありません。新潟2歳Sも、出走馬達のその後の戦績を見ていると、あまりレベルが高いとは言えませんね。弱いかどうかは未だ分かりませんが、新馬戦を勝利→重賞5着というと、まずまずの戦績に見えますが、見える戦績程の信用度はないです。ただ、この馬はノーザン×キャロット出身です。父モーリスは中山得意ですし、リーディング上位のメジャー種牡馬です。バックボーン的には最上位の馬ですね。
11人気 ティラトーレ(木幡巧) 27.8倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:D 所属:C
ひいらぎ賞は1、2、3着馬はいずれもコーナーをロスなくまわす競馬をしておりました。この馬だけが終始外をまわす競馬で4着ですので、全く悲観する内容ではありません。レースレベルについても当日に行われた古馬重賞ターコイズSよりも0.8秒も速く、2歳レコード決着です。これは侮れないです。鞍上が上手く立ち回れれば、チャンスはありそうです。内枠が欲しいですね。
12人気 エストゥペンダ(三浦) 28.8倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:B 所属:D
前走はしっかりと馬体を増やし、順調に成長しているようです。ここまで左回りで直線の長いコースを使ってきています。差し馬ですので、このローテーションは理解できますが、血統的には中山で良さが出る可能性もあります。
13人気 マイスターヴェルク(未定) 33.5倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:- 所属:C
新馬戦3着の後、未勝利戦は完勝でした。未勝利レベルの馬ではないですね。という事は、この馬を相手にしなかったシホリーンはやはり強いという事です。対シホリーンでいうと、現時点で逆転は難しいと思います。
14人気 キスアンドクライ(未定) 40.5倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:- 所属:C
新馬戦は良いところがありませんでしたが、距離を1400→1600m伸ばした未勝利戦は強かったと思います。2着に破った馬は新馬戦でエリカエクスプレスの2着だった馬です。エリカエクスプレスが強いかどうかが未だ分かりませんが、対エリカエクスプレスでいえば、実力差はそこまでないかも知れませんね。
まとめ
競馬振りだけでいくと、上位人気の馬が強そうに見えました(当たり前笑)。
ただ、有力厩舎でノーザンファーム、サンデーレーシング出身、というようなバリバリ大手の馬はおりません。近い馬がジョリーレーヌ位でしょうか。少なくとも有力馬にはそういった馬はおりません。
所属Dランクの馬は、年に一度勝つかどうかという厩舎、生産者出身の馬です。大手全盛の時代ですから、比較が難しい明け3歳戦は、そういったところも検討材料に入れたいところです。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】1/11(土)19時頃、配信終了予定
以上、フェアリーSの考察でした!
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