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2020年以来、京都開催の京都金杯です笑。左回りの京都金杯(2021~2023年、中京開催)はかなり違和感がありました。京都金杯はやっぱり京都競馬場でやらないとですよね。
京都1600m 傾向
※出典:JRA
スタートからコーナーまでの距離が非常に長く、1ターンのコースの為、枠順による有利不利はほとんど無い。3コーナー手前から高低差4.3mの坂を上り、3コーナーの途中から一気に下る。下り坂で勢いがつきやすい為、外に振られてロスが出る事も。タイトにコーナーをまわり、直線までに無駄な脚を使いたくない。最後の直線は398.7m。直線入口で馬群がバラける為か、差し・追い込みがよく決まる。
京都金杯 傾向
ミドル、ハイペースになる傾向。ペースは流れるが先行馬の成績が良い。中団から速い脚を使う馬は差してこれる。追い込み馬は厳しい。枠は真ん中から内枠が優勢。10番人気以下の人気薄の激走が散見されるが、基本は人気サイドが強いレース。
京都金杯 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ダノンティンパニー(川田) 4.2倍
6歳ですが、4戦3勝2着1回と全く底を見せておりません。相手が弱いとはいえ、2勝クラスのレースでは持ったままで5馬身差の圧勝。本当に全く追っていないです笑。3勝クラスでは外差し優勢の展開の中、内から力強く抜けてきて、差し切りを収めました。あまり人気先行の未知の馬は好きではないのですが、GⅢなら好勝負できそうだなという感覚を受けています。
2人気 ドーブネ(吉田隼) 5.4倍
セレクトセール5億で落札された馬で、常に期待と注目を背負ってきた馬です。武豊騎手が逃げ・先行の競馬を覚えさせてから、戦績が安定してきましたね。ただ、どうしても人気を背負っての逃げ・先行になるので、目標にされてしまいます。オープンでは通用するかも知れませんが、重賞となるとどうでしょうか。ハンデ58.5キロも見込まれた感があります。
3人気 トゥードジボン(藤岡祐) 14.5倍
ここ2戦逃げに転じて2連勝を飾っています。着差以上に余裕があり、強い内容です。ただ、今回は同型馬が結構いますし、レベルも一気にあがります。易々と3連勝とはならないのではないでしょうか。実際はこんなに人気はしないと思いますので、人気薄で気楽に逃げられればチャンスがあるかもですね。
4人気 エアファンディタ(武豊) 14.6倍
最後は確実に伸びる鋭い末脚を持っています。重賞でも十分通用する末脚です。ただ、基本は展開待ちの馬です。軸向きではないですね。今年はフルゲートになりそうなので、そこもこの馬には逆風です。それなりのロスは覚悟しないといけないですね。
5人気 ダノンタッチダウン(北村友) 14.7倍
朝日杯FSで2着になった実績馬です。しかし、その後の戦績はよろしくありません。ただ、レースをよく見てみると、NHKマイルでは大外枠から積極的に位置を取りに行って、直線では一旦前の馬を飲み込んで先頭に立っています。流石に最後はバテてしまいましたが、一番強い競馬をしたと思います。前走、富士Sは思い切って逃げましたが、ペースが速すぎましたね。
まとめ
上記以外の馬で行くと、アヴェラーレは有力です。出てくればダノンティンパニーと人気を分け合う馬だと思います。
アルナシームも確実に実力をつけてきている印象です。先行馬ですし、一定の信用ができる馬ですね。
セルバーグもマイルCSは惨敗でしたが、強い逃げ馬です。トゥードジボン、ドーブネとの兼ね合いがありますが、すんなり先手を取れれば、ここでも頑張れる馬です。逃げ馬3頭については、枠次第というところもありますね。
最後に一押しの”推奨馬”を挙げておきます。
【推奨馬】配信終了
以上、京都金杯の考察でした!
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