マイラーズカップ 考察 ~断然の2強に付け入る隙はあるのか!?~

競馬

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日曜日の京都競馬場は雨予報です。開幕週ですので、余程降らなければ、それなりに速い決着になると思いますが、少し例年とは違う展開も想定しておきたいですね。

出走馬 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ソウルラッシュ(松山) 2.8倍
この馬は充実していますね。1年以上停滞していた時期がありましたが、京成杯AHで1年5か月ぶりに勝利すると、マイルCSでは、ゴール直前でナミュールの強襲に合いましたが、非常に強い競馬をしました。ナミュールは先日のドバイターフでも2着だったように、今マイル路線で最も勢いのある馬です。香港マイルでもナミュールと僅差の接戦を演じており、この馬の今の充実ぶりが分かります。ただ、激走したマイルCS、香港マイルは鞍上がモレイラ騎手でした。ここは主戦の松山騎手、意地を見せたいところです。
2人気 セリフォス(川田) 3.5倍
一昨年のマイルCSがとんでもなく強かったので、この馬の時代が来るかと思いましたが、昨年はまさかの未勝利、直近2戦は8着、7着と惨敗してしまいました。ただ、昨年のマイルCSでは抜群の手応えで一旦先頭に立っており、見せ場はありました。全く見るべきところが無いという事はなかったですね。敗因は夏バテで体調が本当ではなかったとの事だそうです。このコメントを額面通り受け止めるなら、今回は走ってくるはずですが、2歳から活躍している馬です。早熟という可能性は捨てきれないと思います。ダイワメジャー産駒ですしね。ただ、今回に関して言えば、相手が弱いので圧倒してくる可能性が高いと見ています。強い相手に頑張るというよりは、弱い相手を飲み込むようなタイプです。
3人気 トランキリテ(武豊) 12.5倍
この2戦は馬が変わったかのようです。直線の末脚は目を見張るものがあります。京都コースが非常に合っているのでしょうね。エンジンのかかりが遅いという弱点を、京都の下り坂が助けてくれているのかも知れません。もう1点は武豊騎手の存在です。この2走の鞍上はいずれも武豊騎手です。かなり手が合っていると思われます。今回、継続して京都コース、鞍上が武豊騎手ですので、引き続き注意が必要です。
4人気 エエヤン(Mデムーロ) 12.9倍
ダービー卿CTは1年振りの好走でしたが、大逃げがハマったもので額面通り評価はできないですね。大前提として脚が遅いので、極悪馬場、前走のような大逃げがハマる等しないと好走は難しいでしょう。明らかに買い時は前走であり、本来今回は軽視のタイミングですが、週末は恵みの雨予報です。馬場が悪くなるようならチャンス到来です。
5人気 二ホンピロキーフ(田口) 14.0倍
昨年夏からの充実ぶりは目を見張るものがありますね。6戦して(3.2.0.1)と非常に安定しています。唯一着外の元町Sも0.3秒差と僅差です。スタートが良いので、難なく好位をとる事ができます。そこからしっかりと脚を溜めて速い脚を使う事ができる馬です。直近6戦中4戦は上がり3ハロン最速の脚を使っています。位置取りを下げず好位で速い脚を使う事ができるので、それは好走しますよね。重賞初挑戦ですが、いきなり好走しても不思議ではないです。
6人気 コレペティトール(岩田康) 15.2倍
2連勝で京都金杯を制覇し、勢いに乗っています。ただ内容はというと、2走前の3勝クラスは最後方からのイン差しがキレイにハマった形。京都金杯も1枠を引いて、最内を最短距離で走っての好走です。この時は内が止まらないトラックバイアスも大きく味方しました。もちろん力が無ければできない芸当ですが、過信は禁物だと思います。一方で内を突いての連勝という内容は、かなりの集中状態にあると思います。負けるまでは力以上の大きな力が働きそうです。勢いが全てを解決する事もありますからね。その辺りをどう考えるかでしょう。
7人気 セッション(坂井) 16.1倍
抜群のスタートから好位での競馬を得意としています。スタートは逃げ馬よりも速いです。ですので、本当に楽に番手、ポケットをとる事が出来ます。他馬よりも前の位置から粘り切るのが、この馬の持ち味だと思うのですが、差してもそれなりの競馬ができてしまうので、変に抑えてしまうところが見られます。ストロングポイントを活かし切れていない感じがしますね。今回、乗り慣れている坂井騎手に鞍上が変わりますので、持ち味を発揮してくれると思います。週末の雨もこの馬に味方するでしょう。
8人気 ソーヴァリアント(池添) 20.7倍
マイルCS12着、中山記念12着と、ここ2戦は惨敗しております。どちらのレースも直線を向いた時点では、馬券に絡むかという位の強い挙動を見せているのですが、そこから全く伸びないですね。力が足りないという事ではなく、自ら競馬を止めてしまっているように見えます。この馬はいつ走るのか、走らないのか、全く掴みどころがないです。ただ、好走、惨敗を繰り返しつつも、緩やかに成績は下降線を辿っている感じはしますね。今回、そろそろ走ってきそうなタイミングですが、どうでしょうか。
9人気 ボルザコフスキー(吉村) 25.9倍
今年デビューの吉村騎手が騎乗します。前走、六甲Sでは吉村騎手に待望の初勝利をプレゼントしました。内をついて、ロスなく抜け出す騎乗は素晴らしかったです。この馬と共に吉村騎手は成長できるといいですね。是非頑張って欲しいです。掲示板に乗れたら立派だと思います。
10人気 トゥードジボン(藤岡祐) 30.9倍
この馬は重馬場は全く走らないようですので、前走六甲Sはノーカウントで良いと思います。京都金杯ではコレペティトール、セッションと差のない競馬をしておりますし、得意の京都で変わり身は十分期待できます。エエヤン次第ですが、他馬が逃げなければ、すんなり逃げられるシチュエーションなのも良いですね。かなりチャンスはありそうですが、問題は週末の天気ですね。再び重馬場になると、厳しいかも知れません。
11人気 エアノノロア(幸) 41.9倍
重賞でコンスタントに活躍しており、ここでも実績は上位です。後方からの鋭い末脚が武器ですので、ハマり待ちなところはありますが、実力は確かです。今回去勢をし、10か月ぶりのレースになります。セン馬になり操縦性が増せば、追い込み一辺倒の競馬を脱却できるかも知れませんね。ただ、一般的には去勢明け1戦目から、いきなりの好走を期待するのはどうでしょうか。去勢して成功する馬は馬体重が減りませんが、上手くいかない馬は馬体重がかなり減ってしまいます。少なくとも当日の馬体重はチェックしたいですね。
まとめ
2強の道悪適正ですが、ソウルラッシュは道悪を苦にしません。特に減点の必要はないです。セリフォスは決してプラスではないでしょうね。セリフォスはパンパンの良馬場の方が良いタイプです。
ただ、大前提として、2強と他馬とは大きな差があります。2強はGⅠレベル、他馬はGⅢ・オープンレベルといったところでしょうか。だからと言って、すんなり2頭のワンツーにならないところが競馬の面白いところなんですけどね。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
以上、マイラーズカップの考察でした!

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