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これから各馬の考察を見てもらいますが、なかなか良いメンバーが揃いました。ただ、今回はヨーホーレイクとレーベンスティールというGⅠでも好勝負できるような実力馬が出走してきました。このメンバーの中でも、２頭は抜けています。当然人気はこの２頭に集中するでしょうね。
素直にこの２頭からいくのか、２頭が人気を吸う事によって、美味しい配当になっている穴馬からいくのか、悩むところですね。
出走馬 考察（netkeiba想定人気順）
１人気 ヨーホーレイク（荻野極） 3.8倍
前走、金鯱賞は２年２か月ぶりのレースでいきなり３着と好走。直線に入って早々に先頭に立つと、プログノーシス、ドゥレッツァ以外の追撃を凌ぎ切りました。ミドルペースでそれなりにペースが流れた中、強い競馬だったと思います。このレースのパフォーマンスを走り過ぎたと見るのか、良化途上の走りだったと見るのか、ここが今回取捨てのポイントになります。休養前の能力であれば、４着以下の馬には勝って当然とも思えますが、現在も休養前の能力が維持されているのか、これは判断が難しいです・・・。個人的には△ヒモ評価で様子を見たいですね。
２人気 レーベンスティール（津村） 6.0倍
前走、香港ヴァースは直線を向いた時点では抜群の手応えでしたが、そこから反応がなく、モレイラ騎手は早々に追うのを止めていました。海外遠征で体調が本当ではなかったのか、距離が長かったのか、惨敗の要因は判断しかねるところです。それでも、セントライト記念ではソールオリエンスを完封している馬です。正直ここでは負けられないというのが本音でしょう。現時点でまだ３勝、重賞もセントライト記念の１勝のみですので、確実に本賞金を積み上げに来たのだと思います。
３人気 キングズパレス（松岡） 7.8倍
前走、３勝クラスを勝ち上がったばかりですが、六社Sではチャックネイトの２着という実績もありますし、常に人気を背負って強い競馬をしておりました。昇級戦になりますが、十分通用する能力はあるでしょう。早めに動いて長く脚を使う馬ですので、新潟競馬場は合っているのではないでしょうか。３番人気になりますかね？もう少し人気落ちしてくれれば、走りやすいです。
４人気 デビットバローズ（横山典） 8.6倍
４歳になって調子を崩し、３戦して１５着・取り消し・１５着と、低迷しましたが、一息いれて調子を戻してきました。前走、大阪城Sでは、大阪杯４着のステラヴェローチェとアタマ差の大接戦を演じました。勝っていてもおかしくないレースでしたね。斤量差3.5キロがあったとはいえ、強いレースだったと思います。先行して速い脚を使える馬ですので、信頼性の高いタイプです。
５人気 ヤマニンサルバム（斎藤新） 9.5倍
新潟競馬場の実績はありませんが、左回り2000ｍはベストの舞台です。好走か大敗かというタイプですので、前走の大敗は気にしなくてOKです。この馬には少し厳しい展開になりました。今回、強い２頭がいますので、圧がかかると厳しいかも知れません。格上相手に頑張れるタイプではない気がします。思い切って前にいきたいですね。
６人気 ノッキングポイント（未定） 9.6倍
前走、金鯱賞の走りは何だったのでしょうか。全くいいところがありませんでしたね。明確な理由が見つからず、負け過ぎているので、ちょっと買い難いです。ダービー、新潟記念のレース振りから、重賞で好走できる能力があるのは間違いありません。今回、判断が難しい局面なりますね。
７人気 マイネルクリソーラ（丹内） 12.5倍
前走、中山記念では小回りの中山を大外をまわして、ロスだらけの競馬でしたが、追ってからの末脚の持続力は素晴らしいモノがありました。ソールオリエンスとこの馬だけが最後まで脚を使えていましたね。直線を向いた時点では絶望的な位置にいましたが、よく５着まで追い込んだと思います。新潟は初めてですが、この競馬ぶりから直線の長い新潟競馬場は合っているでしょう。
８人気 リフレーミング（丸田） 15.5倍
前々走、湾岸Sは３コーナーから外々を捲って、直線でも最後まで脚を伸ばす競馬をしました。バテずに長くいい脚を使う事ができる馬です。前走、福島民報杯では、小回りの福島競馬場を後方３番手から纏めて差し切る強い内容でした。残り1000ｍから１ハロン11秒台を刻み続ける持続力戦になったので、この馬に展開が向きましたね。この馬も新潟競馬場は合っていると思います。非常に今充実しておりますし、６歳ですが重賞初挑戦という事で鮮度もあります。この馬は注意が必要です。
９人気 セルバーグ（未定） 27.8倍
前走、小倉大賞典は１０人気で激走。本命にさせて頂き、大変お世話になりました笑。マイルで先手を取れる馬ですので、まずこの馬が逃げると思います。楽に先手を取れるのではないでしょうか。最近はマイルだと少し忙しいように見えますので、初の2000ｍですが、現状はこの位の距離のほうが合っている可能性はありますね。買い時は前走だったように思いますが、今回も全く人気しないようなら、馬券には入れておきたいです。
１０人気 ダンディズム（富田） 36.8倍
コーナリングが上手く、小回りコースで好成績を残している馬ですね。洋芝、長距離でも実績を残しており、豊富なスタミナを持っております。持続力勝負は得意だと思いますが、この舞台では絶対的にスピードが足らないでしょうね。最近は速い脚を問われないレースでしか、好走しておりません。８歳ですし、過度な期待は禁物です。
まとめ
ここで挙げた以外の馬ですと、カラテはこの２年間で勝ち鞍が新潟2000ｍのみです（新潟記念、新潟大賞典の２勝）。前走がフェブラリーＳで、ローテーションが異端なのも良いです。走るならここしかないというシチュエーションです。全く人気しないようなら、賭ける価値はあると思います。
ニシノレヴナントはグレイトフルSで３番人気想定のキングズパレスに勝っています。スタミナ豊富ですし、上がり３ハロン33秒台の脚も持っています。ノーチャンスではないと思います。それなりに人気するのではないでしょうか。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】5/4（土）19時頃配信終了予定
←以上、新潟大賞典の考察でした！
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