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今回出走馬で重賞を勝っている馬は、ウインマーベルただ１頭です。非常にフレッシュな馬が揃いました。スプリント路線は主役不在です。新たな主役候補が現れるでしょうか？
早速、各馬を見ていきましょう。
有力馬 考察（netokeiba想定人気順）
１人気 アサカラキング（斎藤） 4.3倍
１勝クラスを抜け出せずにいた馬ですが、距離を短縮して３連勝。一気に覚醒しました。クラスが上がる毎に相手は強くなっているはずですが、走る度に前走よりも強さを見せてくれており、全く底を見せておりません。斎藤騎手も３戦連続の騎乗で、大分この馬の特徴を掴んできているように見えます。相手は一気に強くなりますが、不安よりも楽しみの方が大きいです。楽逃げが叶えば、この相手でも圧倒してくる可能性がありますね。
２人気 ウインマーベル（松山） 4.4倍
重賞２勝、スプリンターズS２着の実績は、このメンバーでは飛び抜けています。３歳からスプリント戦線のトップで活躍しているエライ馬ですね。ここでの好走は約束されているように感じますが、先週のナムラクレアのように常に馬券に絡んでいる馬ではありません。因みに前走阪神カップの勝利は１年７か月ぶりの勝利でした。どう考えても、買い時は前走だったように思いますね笑。人気になるでしょうし、今回本命にするのはギャンブル的にどうでしょうか。
３人気 ダノンティンパニー（ルメートル） 4.6倍
持っている能力は一級品です。ここでも十分通用する能力を持っていると思います。気になるのは、ここ２走スタートがよくありません。六甲アイランドSは、上手く前が開きましたので突き抜ける事ができました。しかしニューイヤーSでは、内に閉じ込められて、脚を余して敗れてしまいました。出遅れても関係ない程の強さがあるかというと、そこまでではありません。短距離戦の出遅れは致命傷です。当然陣営も改善してくるでしょうが、ここを承知で本命にするのは、勇気が要りますね。
５人気 スマートクラージュ（池添） 14.6倍
年齢は７歳ですが、まだ１７戦しか走っておらず、年齢の割に消耗しておりません。馬はまだ若いと思います。ここ２戦、差しに脚質転換した事で、重賞で連続３着と結果を残しております。結果だけでなく内容もよいですね。CBC賞は前残り、セントウルスSも逃げ馬の前残りと実力馬アグリに差されたのみです。今回多いにチャンスがあると思います。
６人気 カルロヴェローチェ（酒井） 15.2倍
NHKマイルCで１番人気に推された馬です。ファルコンSが非常に強かったので、そこを評価されたモノですね。前走、洛陽Sは９か月ぶりの競馬で１６着と大敗しましたが、直線途中で追うのを止めており、着順を気にする必要はありません。中１週での出走になりますが、ダメージもないでしょう。心配な点は、強かったファルコンＳは、重馬場開催で速い脚を問われませんでした。シルバーステート産駒ですし、開幕週でスピードが問われた時に速い脚を使えるかは未知ですね。
伏兵馬 簡易考察
ボルザコフスキーは戦績が荒れていますが、元々期待が大きかった馬です。ここ２走を見ますと非常に充実しています。おそらく今がピークだと思います。追い込み脚質で展開待ちですが、ハマれば一発ありそうです。
サトノレーヴは生涯成績（4.1.0.0）と連対を外したことがありません。1200ｍ戦でも楽に番手をとれるスピードの持ち主です。新馬戦以来、４戦連続で1200ｍを使ってきており、距離は心配ですが、距離さえ持てば安定感のある競馬をしますので、ここでも期待感はありますね。
サンライズロナウドは、新春Sでほぼ最後方から鬼脚を繰り出し、まとめて差し切りました。1200ｍ戦で追込んでの勝利は相当なインパクトがあります。前走シルクロードSは重賞初挑戦でしたが、４着と重賞でもある程度やれるところを見せましたね。
まとめ
実績はウインマーベルが抜けていますが、絶対的な馬ではなく混戦模様です。ここで挙げたどの馬にも勝つチャンスがあると思います。
サトノレーヴはnetkeibaの想定人気では８番人気ですが、出走してくれば人気になると思います。約１０か月ぶりのレース、1400ｍの距離不安で、どの位の人気に落ち着くでしょうか。人気なら嫌う、人気にならなければ重視でよいと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
←以上、阪急杯のデータ分析でした！
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