京成杯考察 と 注目馬 ~多頭数のエントリーで波乱含み!?~

競馬

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昨年はソールオリエンスがこのレースからクラシックの主役として羽ばたきました。今年はどんな馬が現れるでしょうか。楽しみですね。

中山2000m 傾向
※出典:JRA

コーナーを4つまわる小回りコース。最後の直線は約310mと短い。スタートして直ぐに急坂を上り、最後の直線で再度急坂を上るタフなコース。コーナーをロスなくまわる器用さと二度の坂を駆け上がるパワーが求められる。逃げ・先行の成績が良いが、差しも良く決まる。馬場の荒れの影響か、真ん中から外枠の成績が良い。

京成杯 傾向

12頭以下の小頭数になる事が多く、スローからの末脚比べの展開になる。上がり3ハロン1位の馬の成績が(4.1.0.0)となっている。展開の紛れが無く、ロスや不利が発生し難い為、総じて速い脚を使える馬の成績が良い。枠は内枠が有利。理想は内から先行の競馬。毎年6番人気以下の馬が馬券に絡んでおり、波乱あり。

出走馬 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 アーバンシック(横山武) 3.4倍
話題のスワ―ヴリチャード産駒です。百日草特別はスタートで隣の馬に寄られてしまい、最後方になる不利を受けましたが、上がり33.2秒の差し脚で差し切り勝ちしました。まあ普通に有力でしょう。ただ、この馬、前走は不利があった事もありますが、スタートはあまり良くないですね。エンジンのかかりも遅く、一瞬の切れ味というタイプでもなさそうです。この辺り付け入る隙はありそうですね。
2人気 バードウォッチャー(ルメール) 4.8倍
新馬戦では上がり33.5秒の脚を使って完勝しました。お母さんは三冠馬のアパパネという良血、ノーザンファーム出身、馬主は金子真人HDです。確かに背景は超一流なのですが、まだ一戦しか走っていないのでよく分からないというのが本音ですね。重視するなら対抗、単穴、もしくはヒモでとりあえず抑える感じでしょうか。
3人気 ジュンゴールド(坂井) 5.0倍
新馬戦は小倉競馬場でしたが、上手にコーナーをまわり、16頭という多頭数の中でロスなく馬群を捌けていました。操縦性が良さそうな馬です。追ってからの瞬発力も相当ですね。新馬戦、紫菊賞共に、直線で追い出すとあっという間に後続を突き放しました。この馬も有力です。新馬戦で多頭数を経験しているのはアドバンテージです。
4人気 ハヤテノフクノスケ(岩田望) 10.9倍
新馬戦で、ホープフルS5着ミスタージーティーの2着。未勝利戦では5馬身差の圧勝という事で、ある程度オープンでも通用する下地はありそうです。この馬がここでどの位走ってくるのかは注目したいです。ホープフルS組のレベルが少し見えてきますかね。
5人気 ダノンデサイル(横山典) 12.8倍
京都2歳Sでは、0.1秒差と僅差の4着と健闘しました。少し直線でスムーズさを欠いて追い出しが遅れましたが、最後の100mの脚は見るべきものがありました。追い出しが遅れ、脚が溜まったのかも知れませんが、もう少しスムーズなら、勝っていたかも知れませんね。
まとめ
上記5頭以外で見ますと、マイネルフランツグローリーアテインは十分チャンスがありそうです。
今年は16頭がエントリーしており、例年とは違い多頭数になりそうです。2022年は同じ16頭が出走し荒れましたね。アーバンシックは強そうですが、人気で本命にする程信頼はできないかなと思います。ただ、エントリーしている馬は多いですが、魅力的な馬があまりいないのも事実ですね。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
以上、京成杯の考察でした!

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