新潟2歳S データ分析 ~前走の戦績から好走馬の法則を読み解く!!~

競馬

TORです。ご覧頂きありがとうございます。

過去はGⅠとの関連性が無いと言ってよいレースでしたが、2021年セリフォス、2023年アスコリピチェーノと、近年はGⅠ馬が誕生しています。

現代競馬の傾向として、早めに賞金を稼いで、ゆったりとしたローテーションを組むのが主流です。新潟1600mは紛れの無いコースで実力を発揮しやすい事もあり、近年重視されてきているのかも知れません。今年も評判馬達が新潟でデビューしていますしね。




新潟1600m 傾向
※出典:JRA

向こう正面直線入口付近からのスタート。3コーナーまでの距離は約548m。3コーナー手前から上り坂、3コーナー途中から最後の直線入口にかけて下る。最後の直線は約659mと日本一長い、坂はなくほぼ平坦。逃げ・先行が優勢だが、他コースに比べ、圧倒的に差しの成績が良い。枠は内外、大きな成績の差はないが、若干真ん中から外が有利か。

新潟2歳S 傾向

スローペースからの瞬発力勝負になる事多く、33秒台の脚が求められる。超後傾ラップになる事も。枠は真ん中から外枠が優勢。紛れの無いコース形態、小頭数になる事が多い事から、圧倒的に人気サイドが強いレース。




出走馬実績

【特記事項】

特になし

ピックアップデータ
今回2歳戦という事で、情報が少ないので、直近5年で馬券になっている馬の”前走の戦績”を深堀してみました。
まず前走の開催地ですが、同じ新潟競馬場で走っていた馬は6/15頭です。それなりにいますね。注目すべき点は左回りの競馬場で走っていた馬です。なんと13/15頭は前走左回りの競馬場に出走しています。
11/15頭が新馬戦を勝って出走してきていますね。残り4頭も2戦目で勝ち上がっております。
次に距離ですが、11/15頭はこのレースと同じ距離の1600mに出走しています。1600m以下のレースに出走している馬は2/15頭、2頭共1400mに出走、新馬戦で1人気に支持されて勝利している事が共通しています。期待値の高い馬という事が分かりますね。
人気については、前走1人気だった馬は4/15頭、3人気以内9/15頭、5人気以内14/15頭という事で、一定の人気を集めている事が分かります。この時期に馬の実力を測るのは難しいですからね。そこまで気にする必要はないかと思います。
上がり3ハロンのタイムですが、タイム自体は馬場、前半のペースの影響もありますので、あまり引っ張られ過ぎない方が良いと思います(速いに越したことはないですが)。因みに前走上がり3ハロン33秒台以内で走っていた馬は8/15頭と半数を超えてはいます。特筆すべきは9/15頭はメンバー中1位の末脚を使っています。2位以内は14/15頭、残り1頭も3位の末脚を使っております。
最後に着差ですが、2着に0.4秒以上の差をつけた馬が7/15頭と約半数おります。差が0.1秒以内だった馬は4/15頭です。



まとめ
今年の出走メンバーを見ますと、4/11頭は前走1200mに出走しており、過去の好走データに当てはまっておりません。データはあくまで目安ですが、距離はそれなりに信頼性のあるファクターだと思います。
残りの7頭ですが、マジカルフェアリー以外は上がり3ハロン33秒台の末脚を使っております。マジカルフェアリーも上がり3ハロン2位の馬より0.6秒も速かったので、どの馬も速い末脚を使える馬だと思われますね。
上記のデータに当てはめて、全てがパーフェクトな内容なのは、コートアリシアン(1人気予想)になってしまうので、後はどこに重点を置くかという事になるでしょう。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
※【D推奨馬】8/24(土)19時頃、配信終了予定
以上、新潟2歳Sのデータ分析でした!



コメント

タイトルとURLをコピーしました